課題解決プログラムの背景

海洋汚染は、特にプラスチックごみが海洋に大量に流れ込むことによって引き起こされています。

プラスチックは非常に耐久性が高く、自然分解されるまでに数百年かかるため、海洋に一度流れ込むと長期間にわたり海洋生態系に悪影響を与えます。
海洋に流れ込んだプラスチックごみは、海洋生物によって誤って摂取されることが多く、これが生態系全体に深刻な影響を及ぼすことがあります。

現在のペースでプラスチックごみが増え続けると、2050年には海洋中のプラスチックの重量が魚の重量を上回る可能性があるという予測です。
これは、地球規模での環境問題として大きな懸念材料であり、今後の対策が急務とされています。

このような背景のもと、海洋ごみを回収する活動は、汚染の現実を目の当たりにし、その深刻さを理解するために重要です。
私たち一人ひとりが普段の生活の中でどのようにしてプラスチックごみを減らすかを考え、実践することが、2050年問題を回避するための鍵となります。

課題解決プログラムの内容

◆希少な体験
沖縄最東端、北大東島の自然と文化に触れながら、環境保護活動に参加する貴重な機会です。

◆実践的な学び
海洋汚染の実態を目の当たりにし、SDGsへの取り組みを実践的に学ぶことができます。

課題解決プログラムの案内人

一般社団法人北大東島振興機構　事務局長　葉棚清朗（はだな・せいろう）

今回の島まーるボランティアモニターツアーを通じ、沖縄県民の皆様にも島の暮らしを感じてもらい、
サスティナブルな環境問題について一緒に考えていければと思っています。

長年、お仕事で携わってきた大好きな北大東島に移住し、現在は、島の人々と共に観光や産業を結びつける役割に従事しています。