課題解決プログラムの背景

宮古島さるかの里では、20年前から修学旅行民泊として受け入れを行っています。
来島した生徒向けのプログラムとして、マリンスポーツやアクティビティ系のガイドさんは多いのですが、歴史や文化、ディープな観光地についてガイドできる方が少ないのが現状です。

宮古島の成り立ちや文化、その土地に住む人たちの生活スタイルなど、表には出ないようなより深い部分を掘り下げ発信してくれる人材を発掘し、共に宮古島を盛り上げていければと思っています。
ゆくゆくは宮古島に移住して民泊事業やガイド育成に携わってほしいです。

来島者に伝えるべき、宮古島ならではの生活スタイルや島料理も地域の民家さんが快く教えます！
将来的に民泊仲間になれると嬉しいです。

課題解決プログラムの内容

一般的な観光では知ることのないディープな宮古島を、各所で地元ガイドから学び、体感した想いを「自分がガイドをするなら」どのように発信していくか、レポートにまとめて交流会で発表していただきます。

全3回の工程

1回目：2025年12月19日(金)2泊3日
・宮古島における”水”の存在と利用方法を学ぶ
・宮古島における水の歴史～農業編～
・中高生向けガイドを想定したルートと、伝えるべき内容をまとめる

2回目：2026年2月13日(金)2泊3日
・宮古島における水の歴史～生活編～
・宮古島の地下ダムと農業～プレガイド～
・地域民向けにプレガイドツアー実施

プログラムではこの方々から学びます
・世界一の地下ダムから学ぶ水×島のつながり（地下ダム資料館：藤田さん）
・一般では立ち入ることができないファームポンドで農家×水（砂川寛裕さん）
・宮古民謡「なりやまあやぐ」発祥地の背景と歌碑巡り（砂川美沙子さん）
・水と歴史と生活を辿る集落散策（松原敬子さん）

課題解決プログラムの案内人

「さるかの里」松原寿樹さん
15歳で島を出て12年ぶりにUターン後、宮古島の魅力を伝え続けるコーディネーター！
修学旅行生や一般の方向けに民泊を運営。島に根付く文化や素朴なあたたかさを大切に、「ただいま」と言える出会いの橋渡しをしています。