課題解決プログラムの背景

・観光依存ではなく、農業・畜産を基盤とする独自の経済構造
・高校がなく15歳で進学のために島を離れる若者たち → 後継者不足の深刻化
・八月踊り・方言・琉球風水集落など、継承すべき文化が次世代と断絶しつつある
・離島の未来は“外”だけでは描けない、“内と外”の対話と協働が不可欠
・このフィールドワークは、産業・文化・暮らしの可能性を再編集し、島の「次の一手」を共につくる実践の場です。

課題解決プログラムの内容

◼︎フィールドワーク：島の今を知る
　・農家、畜産農家、特産販売所の現場訪問
　・集落構造や八月踊りの舞台など、文化と暮らしのリアルを体感
◼︎ヒアリング・対話：島の可能性を見つける
　・住民・事業者・行政との小規模対話セッション
　・「課題」でなく「可能性」に焦点をあてた視点の共有
◼︎共創ワークショップ：アイデアを育てる
　・スキルマッチングでチームビルディング
　・農業×観光、文化×教育などテーマ別に未来案を検討
◼︎成果発表・ネットワークづくり
　・島民・行政に向けてプレゼン＆フィードバック
　・終了後もオンラインでプロジェクト化・連携を支援

課題解決プログラムの案内人

沖縄県・多良間島出身の地方創生コーディネーター・多良間島観光コンシェルジュ。
沖縄県内で唯一「日本で最も美しい村」に選ばれた景観や文化的資源を誇る島で、「文化経済の循環」をテーマに活動。自然と伝統文化を調和させながら、多良間島の持続可能な発展を追求している。
「多良間島観光コンシェルジュ」として、島の伝統文化や自然の魅力を国内外に発信。
島に残る「琉球風水集落」や「日本農業遺産」「日本林業遺産」として認定された森林資源を守りながら活用することで、文化と環境の調和を目指した経済循環モデルの構築を目指している。
また、「関係人口の創出」にも力をいれており、地域外からの人々と島の住民との交流を深め、観光にとどまらず多様な形で多良間島に関わる人々を増やすことで、地域活性化の新たな可能性を広げる活動を展開。

◼︎青年版国民栄誉賞「ＪＣＩＪＡＰＡＮＴＯＹＰ２０２４」日本商工会会議所会頭奨励賞受賞
◼︎ 沖縄県、東京都などの観光関連事業多数のコーディネーター
https://www.taramaconcierge.com