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池間島

【池間島】あるべき姿を取り戻すために!外来植物の駆除を行ってきました

更新日:2023/02/07

【池間島】あるべき姿を取り戻すために!外来植物の駆除を行ってきました

宮古島を北西に車で向かうこと約30分。1992年に開通された池間大橋を渡ると【池間島】にたどり着きます。
今回は【池間島の困りごと】を解決していくために沖縄県民と一緒にお手伝いをしてきました♪

池間島の困りごとは、外来植物の増加です。
特に「アメリカハマグルマ」の成長が目立ちます。

「アメリカハマグルマ」は匍匐して網目のように成長するので在来種である「モンパ」や「クサトベラ」に覆いかぶさってしまうと光が当たらず枯れてしまうという現象が起こってきています。
絶滅危惧種になっているヤシガニの生息地にはこのような現象が起こっており、生態系が乱れヤシガニにも危険な恐れがあります。
人口498人の池間島には、外来植物の駆除にまで手を回すことができなく、今回のツアーが造成されました。

日本全国的に大寒波が来た日程でしたが、参加者全員元気にボランティア活動頑張ってきました~

宮古空港へたどり着くと、コーディネーター池間島観光協会の仲間広二さんが宮古島名物まもるくんとお出迎え♪
今後の流れを説明したのち、池間島に向かいます!

池間島にある島の食堂「すまや~」でランチを食べた後は、観光体験の「池間島の聖地・パワースポット巡り」へ。

昔に集落になっていたという聖地へ向かう道は、ガジュマルに囲まれた自然のトンネルを通り進みます。
この日は北風10m以上も吹いていましたがこの自然のトンネル内は風も入ってきません。

高台に登り、ガジュマルのトンネルを抜けると曇り空でしたが、池間大橋と大神島・池間島全体を見渡すことができるスポットで絶景が広がていました♪
池間島の歴史や文化を学びながらの体験です!!

池間島の公民館にて2日間かけて駆除をする「アメリカハマグルマ」のレクチャーを行いまいした。
駆除が必要な理由や見分け方・駆除の方法を学んでいきます。レクチャーが終わると初日終了です。

今回の宿泊は「民泊」です。
民泊ならではの、温かすぎるほどのおもてなしを感じたそうです。

2日目、池間島のためにボランティア活動開始です!
モンパやクサトベラの上を覆いかぶさり成長をとめるアメリカハマグルマ。

覆いかぶさり、他の植物を枯らした後はアメリカハマグルマは生育地をどんどん拡大していき、他の植物を成長させなくしてしまいます。

茂みの奥に入り込み、アメリカハマグルマの根っこから駆除していきます。
想像以上の長さにびっくり!

曇り空だったはずが、駆除活動を進めていくと太陽も出てきてくれました。
おかげさまで覆いかぶさっていたアメリカハマグルマを駆除すると中層エリアで、うずうずしていたであろう植物は太陽の光を浴びることができました!

在来種の覆いかぶさって完全に枯れてしまった木が上の写真。
これ以上被害が増えなくてよかったと思いながら午後の作業も行いました!

大量のアメリカハマグルマを駆除することができました!
駆除したアメリカハマグルマは一度枯れさせてから移動させます。

駆除活動、皆さんお疲れさまでした!!

フリータイムを挟んだのち民家さんも集まり、2日目の夜は交流会を行いました。
ボランティアや池間島について意見交換ができた有意義な時間となりました!

池間島の困りごとを解決し関係人口になり、帰る場所が増えましたね。
池間島のあるべき姿が今後続いていきますように!

モニターツアー概要

離島名:池間島(宮古島圏域)
実施プラン池間島プラン詳細
【宮古島|池間島】島の在来種を守りたい!増え続ける外来植物対策大作戦ツアー 3日間

ボランティア内容
:島内清掃

観光体験
:島内散策

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