「”地域活性策を語ろう” 久米島/奥武島キャンプ場等の有効活用アイデアを練り、一緒に形にするツアー 3日間」と称した2泊3日ツアーに、事務局として同行してきました。
久米島・奥武島キャンプ場のさらなる有効活用や活性化を目指して、ツアーに参加していただいた5名の皆さんは、キャンプ生活自体を心から楽しみつつ、そして、その現場での実体験を元に、最終日のまとめの時間では、自らのアイデアを全体の場で発表してくれました。また発表のみならず、参加者自身でも取り組めることを発案＆提案し、プチ行動宣言を行うなど、次のアクションに向けてのコメントもあり、目的に沿ったツアー内容となりました。

それでは、写真を交えて、お伝えします。

まずは、奥武島キャンプ場の紹介から。

奥武島キャンプ場は、久米島の東部に位置し、島内の利用者はもとより、島外からの利用もある、設備の整ったキャンプ場です。静かな時間を楽しみたいソロキャンプはもちろん、開放的な空間で家族や仲間と楽しいひとときを過ごしたいファミリーキャンプやグループキャンプまで、いろいろな楽しみ方が出来る離島キャンプ場です。

キャンプ場に到着後、2泊3日のキャンプ生活が始まりますので、まずはテントの設営です。
キャンプ場のスタッフの方々がサポートしてくれ、順調にテントが出来上がりました。

次は、1日目・夜の交流会にむけて、準備を進めます。
作業を手分けして、テキパキと「仕事」します。本格的なキャンプ場なので、キャンプ道具もクオリティの高いアイテムが揃っています。

準備を終えて、交流会がスタート。
久米島のクラフトビールで乾杯！（※アルコールは自己負担）この日（1日目）は、まずは何よりもお互いの事を知り、ツアー参加者同士の交流を深める場となりました。

2日目の午前中は、観光プログラム「奥武島キャンプ場周辺での釣り体験」です。

プログラムガイドの方々にアシストしてもらいながら、成果（釣果）にこだわって取り組みました。結果は、1匹！？でしたが、釣れた人も、釣れなかった人も、楽しんでいたようです。また、釣り体験のプログラム終了時には、プチ反省会を実施。プログラム単体でも、次に活かすための意見だしを行いました。

2日目の夜、1日目と同じく、バーベキューを楽しみながら、キャンプ場のあり方を語ります。さらには、キャンプ場の枠組みを超えて、久米島や久米島観光の未来にまで、踏み込んだ話になりました。
また、地元の方々が多く参加し、活発な交流が生まれました。

3日目（最終日）の午前中、ここまでの体験、経験、感じたことを、ツアー参加者および地域コーディネーター全員で意見やアイデアを出し合い、形にする「まとめ」の時間が作られました。

キャンプ場での活性化ミーティングならではの、屋外形式にて行われました。ホワイトボードの屋外設置、付箋を用いたアイデアフラッシュ、そしてカテゴリ分けと、ビジネスミーティングさながらの場づくりにて実施されました。この形式を企画し、実施してくれた、地域コーディネーターの石坂さん、さすがのプロデュース＆ファシリテートです。意見やアイデアについては、本当に多種多様で、且つ、付箋の数に象徴されるとおり、想定以上の数が挙がりました。ツアー参加者の方々は、キャンプ経験者の方もいれば、そうではない方もいて、画一的にはならない多くの意見やアイデアが生まれていました。

今回のアイデアの中から、実際に動きが取られ、形になっていく事と、心から感じました。

今回は、ボランティアプログラムをメインに活動レポートを作成しましたが、ツアー全体としては観光スポットの紹介やフリータイムもあったため、参加者の皆さんは、それぞれの興味関心テーマに沿って、久米島観光も各々で満喫していました。また、3日間の様々なシーンで、地元の方との多くの出会いとコミュニケーションがあったことで、今後もお互いに関係が続いていく可能性（関係人口）が多いにあること、ツアーの目的が果たされたのでは、と感じました。

島まーる久米島ツアーの地域コーディネーターとして、3日間の運営を担っていただいたPLUCKの石坂さん、そして地域で連携交流していただいた皆さん、その他大勢の方々に支えられて、成功と言えるツアーとなりました。この場を借りて、お礼を申し上げます。

ありがとうございました！引き続きよろしくお願いいたします！