島まーる

久高島

【久高島】島のためにできること、自分たちができること。ボランティアを通して気づけたコト

更新日:2023/02/24

【久高島】島のためにできること、自分たちができること。ボランティアを通して気づけたコト

南城市の東端から約5kmの沖合に位置し、周囲が約8kmと小さな久高島。
琉球開闢の祖アマミキヨが天から降りてきて最初につくったと言われ、今でも「神の島」「神聖な場所」として認知されており多くの観光客が訪れている。

島民約100名ほどの小さな島に、年間コロナ前は約7万人以上の観光客が訪れていたそうです。

多くの観光客や釣り人が訪れるこの島は、島民清掃活動で環境美化を守ってきましたが高齢化や人口減少今回の島まーるモニターツアーでは、ビーチクリーン活動をメインに沖縄県民の参加者と一緒に活動してきました!
参加者のほとんどが、久高島へ初来島だったこともあり島の歴史・文化についても学べる貴重なモニターツアーとなりました。

【1日目】
安座真港へ集合し、久高島へフェリーで約30分。
オリエンテーションで島まーる事業の目的やツアー行程の確認し、自己紹介後は久高島について学ぶため「島内散策」からスタート!

案内人は島出身、ガイド歴30年の内間豊(うちまゆたか)さん。島の事なら何でも知っているベテラン。
知識の豊富さに、自然と会話も盛り上がっていきます。
沖縄のあちらこちらで目にする、魔除けの役割を果たしている「石敢當」。久高島には現代の石敢當とは違う昔ながらの石敢當がまだ残っているんです。
(※自転車だと気づかない場所にあるので、ぜひ探してみてください)

【2日目】
ビーチクリーン(ボランティア活動)を行う場所へ、歩いて向かいます。
今回清掃する場所は「久高漁港」です。この周辺は、釣り人が多く人気ポイントのためマナーの悪い釣り人がゴミを残していくようです。

午前中だけでも、こんなにゴミが散乱していました。

昼食後、一休みし14時からビーチクリーン清掃を再開。
気づけば、ゴミ袋の数に一同唖然。

プラスチックを食べて死んでしまった海亀問題をテレビで見ていましたが、こんなにも身近な海で起こっているんだと実感することが出来ました。

休憩をしっかりとりつつ、ラストスパート!

全員で協力しながら最後のゴミ捨て場まで運び終えました。
目の前にあるゴミの量を見て、一同達成感を共有。まだまだゴミは残っていたので、今後もタイミングが合えば久高島が行うビーチクリーン活動に参加したいと思います。

清掃活動を頑張った夕食は、待ちに待ったBBQ!島の方々と一緒に交流会を行いました。
初日は緊張していた参加者も、アットホームな雰囲気で楽しい時間を過ごすことができ、交流会の最後は、全員で沖縄らしく「カチャーシー」を踊り締めくくりました。

【3日目】
最終日は、アンケートを記入し今回のツアーについて1人1人感じたこと、今後自分が出来ることなどを発表して頂きました。

・釣り人のマナーの悪さ
・海洋ゴミ(漂着ごみ)の多さ
・ゴミ処理費用問題

今回ツアーに参加し、気づけたことを発表することで身近な問題として再認識。

2泊3日と短い日程でしたが、久高島の現状を知っていただけたと思います。
一人一人が環境問題に興味を持つことで、沖縄本島に戻っても今住んでいる場所を含め住みやすい地域づくりに興味を持って頂けると嬉しいです。

モニターツアー概要

離島名:久高島
実施プラン久高島プラン詳細
【2/15(水)出発】西銘さんと久高島巡礼! 〜歴史観光と美化クリーン活動で島の歴史を学ぼう〜 3日間

ボランティア内容
:ビーチクリーン ・島内清掃
観光体験:島内散策

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