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石垣島

【石垣島】石垣島北部「平野」「明石」エリアの美化活動プロジェクト大成功!

更新日:2023/10/11
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【石垣島】石垣島北部「平野」「明石」エリアの美化活動プロジェクト大成功!

今回の石垣島の島まーるは、島の北部にある「平野」「明石」エリアの美化活動ボランティアを中心にモニターツアーを募集しました。

参加者は初めて石垣島に訪れる方や数回目の方もいて、色んな島の印象を持っている様子。
ただ、島の北部の課題でもある人口減少による地域清掃がなかなか手が回らない状況については初めて。
そんな地域のお手伝いを今回のモニターツアーで解決する取り組みをしてきました。

まずは、石垣島の理解を深めるために、ゆんたくガーデンの大倉さんによる島の概要から歴史、文化について学びました。

八重山には地元の方ももちろんですが、多くの移民が沖縄本島、宮古島、八重山諸島、海外等から訪れて、多様な文化が入り交ざった島です。
また、島の歴史でも押さえておきたい「オヤケアカハチ」と「琉球王朝」との関係についても教えてくれました。

座学を終わったら、実際に市街地に出歩いて、歴史散策ツアーへ出発。
石垣島では昔ながらの赤瓦の家が今でも何軒か残っていて、伝統家屋として大切に保管されています。

その街並みを歩きながら、家づくりの話や八重山の歴史に出てくる「オヤケアカハチ」と「ナータウフシュ」の戦いを説明してくれました。

街歩きツアーの最後は島一番の繁華街でもある美崎町。

この後は、島の北部「明石」地区へワゴン車で移動し、民宿「月桃の宿」へ泊まりました。

2日目の本格的なボランティアのスタートは、平野の公民館長「中村さん」から今回の参加のお礼とボランティア活動の概要を説明。

この集落は人口約30人で街路樹や花壇の清掃はいつも、公民館長の中村さん含めて、若手の4人で頑張っているとの事。
ただ、若手と言っても皆さん50代~60代の大先輩方。

まずは歩道に生い茂っている雑草を、平野地域の皆さんが草刈り機で刈り、その後の雑草をかき集めて捨てるところからスタート。

皆さんせっせと草をまとめて、軽トラックに積み上げること約1時間。
まずは、雑草がなくなって見通しの良い歩道に!

雑草で見えなかった花壇を、次は土を耕す作業に!

暫くの間雑草しかなかったので、土がとても固くて耕す作業にかれこれ1時間ぐらいかかりました。

地域の皆さんもボランティアで参加した方も一緒に、一生懸命耕すことで、どうにか植栽が出来る状態になりました。

植え付けしたのは「サンダンカ」という植物で、赤くて小さい花が咲くのが特徴。

20センチほど花壇を掘って、サンダンカを植え付けし、肥料と水を撒いて立派に育つことを願って、ランチ休憩へ!

ランチ休憩の場所は平野公民館長の中村さんが運営している「平野アニマルテラス」のテラス席で!

石垣島の最北端からちょうど北の方角を向く眺望は、深い外海へと続くエメラルドグリーンのグラデーションがとても美しい。

そんなキレイな北部の海でもビーチには沢山の漂着ゴミがあるので、午後からそのビーチクリーンに向かいました。

向かったのは宿泊先の近くにある明石ビーチ。

明石ビーチは観光客が全然いない穴場ビーチですが、それでも漂着ゴミが沢山打ち寄せられている状況です。

参加者の皆さんは普段から沖縄本島でもビーチクリーン活動をされている事もあり、どんどんゴミ袋がいっぱいに。

特に多かったのはペットボトルで様々な国のボトルが流れ着いている様子です。
なかなか拾っても拾っても、秋冬の波風に乗っかって漂着するごみはキリが無いのですが、それでもみんながこの美しい海を残す為に活動する事が重要だと感じました。

二日目のボランティア活動はこれで終了。

3日目は島の北部エリアを中心に、移住や振興が進んでいる地域を回り空港へ。

参加者の皆さんそれぞれ連絡先を交換したりと、とても仲良くなった様子でした。

石垣島は様々な開発が進んでいる一方で、過疎が進んでいる北部の実態を見る事ができて良い経験になったようです。

参加者からは「他離島にも行ってボランティア活動をして、沖縄離島のことをもっと知りたい」と感想があり、多くの気づきや行動につながるきっかけになるツアーとなりました。

モニターツアー概要

離島名:石垣島
実施プラン石垣島プラン詳細
【みんなで地域おこし!】石垣島で小さなふれあい動物園を開いた公民館長さんと花壇づくり&ビーチクリーンボランティアツアー! 3日間

ボランティア内容:平野の花壇づくりと清掃/明石ビーチクリーン
観光体験:散策

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