500年続く伝統文化を守るお手伝いをしてもらえませんか？

世界自然遺産・西表島には、豊かな自然と共に生きてきた島の人や文化・歴史が数多くあります。
そんな島でも最も古い集落の一つ「祖納（そない）」で、集落の大切な文化を守るために皆さんと一緒に活動できればという思いからこのツアーが出来ました。

年に一度開催される住民が運営している伝統行事ですが、集落の住民の高齢化と人口減少により、年々人口減少が顕著なこの島でイベントでは人手不足が深刻化しています。
そんな背景もあり、今回、島まーるで伝統を一緒に守り続けていただける方を募集します！

特に人手が不足しているのが、お祭りで振る舞う「お料理作り」「お料理の提供」「来場者への接客」などです。
これらは、住民の女性陣が中心となり毎年実施していますが、人が足りず、準備や当日の運営もままならない状態となっています・・・。
女性限定のツアーとなりますが、地域の文化があったり、おもてなしするのが好きな方にはピッタリなツアーだと思います！

さらに、今回のツアーは観光プログラムとして人気の「浦内川ジャングルクルーズ」へご案内！マリユド ・カンビレーの滝を目指して西表島の大自然を楽しんでくださいね♪

西表島に残る貴重な伝統文化のお祭りを、準備から、本番、打ち上げまで住民の方々と一緒に参加できちゃう価値ある時間を体験してみませんか？

〜西表島・節祭（しちまつり）とは？〜
国の重要無形文化財指定の五穀豊穣を祈願する伝統行事です。
節祭（しち）とは年の節目を意味し、海の彼方より幸を迎え入れる行事です。
毎年旧暦10月前後の己亥（つちのとい）の日から3日間、八重山諸島の西表島の祖納（そない）・干立（ほしだて）地区で行われ、豊作への感謝と五穀豊穣、健康と繁栄を祈願します。
約500年前からの伝承と言われ、国の重要無形文化財にも指定されました。両地区とも福々しいお面の「ミリク様」という神様が登場することで有名です。
祭りのメインは2日目の「世乞い（ゆーくい、神を迎える神事）」の日です。演舞、ミリク行列、狂言、棒術、獅子舞などの芸能が奉納され、沖から岸に向けてハーリー競漕が行われます。これは海の彼方から五穀豊穣がもたらされることの象徴とされています。
租納集落では、集落共同体を一体化させる祭りとして継承に努めています。