スーパー織姫たちの人生を紡ぐ旅「久米島紬の日」イベントをみんなで成功させよう！！

久米島はかつて、多くの田んぼがあった島でした。それは、今も島を縦横無尽に流れる、先人が作った無数の水路からもうかがうことができます。
豊かな水に恵まれていることは、沖縄の離島としては、大変珍しいことなのです。
豊かな水は、久米島に大きな恵みをもたらしています。ラムサール条約に登録された湿地には、自然度の高い森や湖畔林が発達し、良好な水質の水が渓流として枯れることなく流れ、希少生物、固有種が生息しています。
そして、水が豊かな環境で育まれた久米島の人の穏やかな地域性、人間性があります。
久米島の人々の優しく大らかな心は、恵まれた水により作り出されたと言って良いでしょう。久米島にくると、水が育む自然と人の繋がりを感じることができます。
さらに、久米島の「海洋深層水」もあまり知られていない水資源です。海洋深層水とは、水深およそ200mより深いところを循環している海水のことで、太陽光線が届かず光合成が行われないことから有機物が少ないため清浄性が高く、ミネラルを多く含んでいるので、その健康関連効果が注目されています。
海洋深層水を活用した体験や食べ物、商品も是非試していただきたい久米島の新たな魅力です。

今年度、第１弾で実施した「島まーる」ボランティアツアーでは、2009年に発足した「久米島ファンクラブ」の15周年記念イベント
「感謝を紡ぐ、15年の物語」ボランティアツアーを開催し、島民の皆さんとの交流もお楽しみいただきました。
感謝をつむぐにちなんだ「久米島紬」は、国指定重要無形文化財にも指定されており、久米島ファンクラブご入会の皆様の記念品にも使用させて頂いています。
このような、久米島の大切な資源である「水」と久米島紬事業協同組合が開催する「久米島紬フェア」での交流をもとに、「第二のふるさと」となる魅力ある久米島をみなさんに体験して頂きたいと思います。

今回のテーマは、国指定重要無形文化財である「久米島紬」の記念日（2月6日）に合わせて開催される『久米島紬の日イベント』のお手伝いです。
2026年は、2月8日（日）の開催となっており、その前の準備から関わっていただきたいと思います。

久米島紬の里ユイマール館敷地内の清掃活動および、通常のお客様では体験できない染色原料作りや糸の染色など、織子のみなさんとゆんたく（おしゃべり）しながら、楽しく作業ができればと考えています。
イベント当日（2/8）には、グループに分かれて「フリータイム」と「出展事業者のお手伝い」を半日ずつ交代して、イベントもお楽しみいただけるように予定しています♪

体験プログラムは、久米島ホタルの会によるスペシャルプログラムにご参加いただきます。
初日に久米島ホタル館で「島についての学び」をして頂き、最終日に島の自然と歴史・文化を知る「ヤジヤーガマ洞窟探検」をいたします。

ご滞在場所は、１泊目と２泊目は、KUME BOUSEグループの民泊「赤嶺パイン園」と「球美の宿 月桃」です。
「赤嶺パイン園」では、パイン農家である赤嶺裕（ゆたか）さんとゆかりさんご夫妻が温かく迎えてくださいます。
「球美の宿 月桃」では、一棟貸しゲストハウスでみんなでワイワイ。大人の修学旅行のような旅をお楽しみください。
３泊目には、イーフビーチホテルにご宿泊頂き、「日本の渚百選」に選定されているホテル目の前にあるイーフビーチのビーチクリーンも行います。

※「久米島ファンクラブ」について
https://kumejimafc.hatenablog.com/entry/what

※「久米島ホタルの会」について
https://kumejimahotaru.jimdofree.com/

※「久米島紬の里ユイマール館」について
https://www.kume-tumugi.com/