課題解決プログラムの背景

『世界が恋する海』、『ミシュラングリーンガイド2つ星』と紹介される座間味ですが、冬になると北風により多くの漂流ゴミが漂着します。

座間味や沖縄県の漂流ゴミの約７５％はペットボトルやプラスチック製品が占めていますが、これらは黒潮に乗ってミッドウェー諸島にまで流れていきます。

プラスチックごみは紫外線や潮流、波によってマイクロプラスチックに形を変えて海洋生物や人にも悪影響を及ぼすことが知られており、世界的な課題解決の１つにもなっています。

今回のビーチクリーンでは人手がないと片付けができないゴミを回収し、座間味の美しいケラマブルーの海や雄大な自然環境を守り、広い世界を回遊するクジラが安心して子育てや出産ができる環境を一緒に守っていきたいです。

課題解決プログラムの内容

古座間味ビーチは横幅が800ｍほどある広いビーチです。
観光客の方が泳げる場所は幅100ｍほどで定期的にビーチクリーンを実施していますが、それ以外の端の方は片付けが出来ていません。
また、冬の無人島にはたくさんの漂流ゴミが漂着し、残念ながらビーチクリーンもできず手つかずのままの状態です。
この機会に課題解決として皆様にビーチクリーンのご協力をいただき、一緒に座間味の美しい海やビーチを守っていただけると助かります。

初日は無人島のビーチクリーンと無人島探検、2日目の午前は観光体験として人気のホエールウォッチングなどアドベンチャーツーリズムを用意しています。
最終日は美味しいモーニングを食べてパワーチャージをしてから、午前はミシュラン・グリーンガイド２つ星を獲得している古座間味のビーチクリーン。
頑張ったご褒美にお昼はシェフのおまかせランチを堪能していただきます。
スペシャル企画としてビーチに漂着したプラスチックゴミを使い、ツアーの記念品としてオリジナルチャームを自分で作る『アップサイクルのワークショップ』も開催します。
※「アップサイクル」とは本来捨てられるものに新たな不可価値を持たせることで、新しい製品にアップグレードして生まれ変わらせることです。

課題解決プログラムの案内人

座間味の美しい青い海、色鮮やかな熱帯魚やサンゴ礁など自然豊かな座間味に魅了され、横浜から移住をしたマリンスポーツが大好きなアクティブ熟女の青山です。

以前、SUPやシュノーケリング体験で座間味を訪れた時、人気のビーチや無人島にプラスチック製の漂流ゴミが想像以上に漂着していたことにとてもショックを受けました。
その経験があり、今は人も生き物も安心できる美しい海が１００年先、２００年先も続くために資源環境を守り、次世代に繋ぐことがミッションだと思うようになりました。

今回は初めて『座間味環境防衛隊』を募集し、隊員の皆さんと一緒にビーチや無人島の清掃活動を実施し、美しい海や自然環境を守るミッションをクリアしたいと思います。

そのためには一人でも多くの方々のご協力が必要です。全力でサポートいたしますので、たくさんのご参加をお待ちしています。