島まーる

渡名喜島

【渡名喜島】抜いて抜いて抜きまくるっ!島にんじん収穫作業のお手伝いと赤瓦の古民家でリアルな島暮らしを満喫する新しい旅のカタチ。

更新日:2023/01/31

【渡名喜島】抜いて抜いて抜きまくるっ!島にんじん収穫作業のお手伝いと赤瓦の古民家でリアルな島暮らしを満喫する新しい旅のカタチ。

渡名喜島は赤瓦・白砂・ふくぎ並木という沖縄の原風景が残り、文化財として重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。渡名喜島の島にんじんはもちきびと並ぶ特産品ですが、もちきびと比べ手入れにに手間暇がかかり、収穫作業もとても重労働。
人手も必要なのですが、家族・親戚だけでは大変です。年々、島にんじん農家さんが少なくなってきているのが現状です。
今回は島の中でも、現在も第一線で島にんじんを栽培している渡口さんの畑で収穫作業のお手伝いをして、農家の楽しさを味わえる貴重な体験をさせていただきます!

チェックインのため、2泊3日お世話になる赤瓦屋根の古民家を再利用した「ふくぎ屋」に移動。一棟貸しなので、民宿とは一味違ったリアルな島暮らしを体験できます。
食堂として使われている一棟もあるので、観光体験プログラムの島内散策の前にみんなでお昼ごはんを食べ、2泊3日のボラケーションツアーがスタートです。

島内散策は”渡名喜村歴史民俗資料館”のスマホアプリを使ったスタンプラリー形式で実施する「となきあるき」
コースが3種類ありますが、集落内を回るコースを選択します。
集落内を回って説明を聞くだけでなく、数ヶ所設置されたチェックポイントの場所を撮影し、クリアしていくのでゲーム感覚で楽しめます。
島内の地図もアプリの中に入っているので、まるで迷路のような渡名喜島の集落がわかりやすく楽しく回れます!

【1月19日】ツアー2日目
朝食をしっかり食べて、渡口さんの畑に集合します。
まずは渡口さんから島にんじんの収穫の流れを聞いて、早速ボランティア体験スタート!

まずは島にんじん抜く前に、鎌を使って葉の部分を15cmほど残すように刈っていきます。
中腰での作業からのスタートで大人たちは少々不安げでしたが、高校生の参加者は何とも頼もしい限りです。

葉の部分をカットしたら、抜く前に重機で周りの土を耕します。これは以前すべて手作業で行っていたため、重機の登場で格段に時間と手間が省かれたそうです。
島にんじんを傷つけないように掘る匠の技に皆さん感動してました。

お待ちかねの島にんじんを引っこ抜く時間がやってまいりました。
面白いほどすぽんと抜ける島にんじん。細長い姿が地上に顔を出します。

島にんじんは光に当たる時間が長い程、色や風味が落ちるので、全員総出で作業スピードも上げていきます。

次なる作業は、抜いた島にんじんの選定と葉っぱ部分をキレイにしてカットします。
出荷に向けて下準備です。
作業の説明をとても丁寧にしてくれる渡口さんいわく、ここでの作業が後々大事になってくるとのことです。
畑で日に晒されている時間を短くするためにも素早くテキパキやり、ケースに入れていきます。

お昼休憩を挟んだ後は、渡口さんの自宅へ移動。
島にんじんの泥を落としてきれいにします。
初心者は片手に一本ずつ持って、洗浄機を使いキレイに洗います。
洗いあがりの黄色い姿がまぶしいです。

最後の行程は、洗った島にんじんサイズ毎に分けて紐で括ります。
縛り方のコツや場所を渡口さん一家に教えてもらいながら、真剣に黙々と作業しました。

SMLと分けて袋詰めして、作業終了です!手伝いの御礼にとどっさりお土産の島にんじんをくれました。さっきまで私たちが掘って洗った島にんじんです!
渡口さんをはじめ、島に来た初日から島内ですれ違う人や商店のおばあに「あんたも島にんじん掘りに来たのー?」「頑張ってね~」と口々に声をかけられて、帰る日には
「ありがとう」と「渡名喜島に来てくれてうれしい」「また来てね」と何度も言っていただけて、初めての渡名喜島がこの島まーるでよかったと心から思いました。
沖縄の原風景が残るゆったりとした静かな時間が魅力で、また来たい、「ただいま」を言いたくなるようなそんな2泊3日の旅になりました。
普通の観光より一歩踏み込んだ、「リアルな島暮らし」が体験できる渡名喜の島まーるにぜひとも参加してほしいです。

モニターツアー概要

離島名:渡名喜島
実施プラン渡名喜島プラン詳細
【石垣島】有機農法を行う田んぼでのボランティア体験&島のルーツを巡る歴史探訪 3日間

ボランティア内容

①収穫作業(島にんじん)

観光体験
:散策

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